乳がん手術のための入院2日目、手術室へ
手術が終わり、普通に動けるようになったので、忘れないうちに記録。
自分では涙もろいことを自覚していますが、手術前は大丈夫だろうと思っていました。
看護師さんが迎えに来て、気を遣ってくれたり、「昨日眠れた?」とか話していたら、涙が出てきました。
すぐに、夫が待つ場所に到着。
夫の顔を見たら泣いちゃうかも、と思っていたのに泣きながら登場してしまいました。
映画やドラマのちょっとした感動シーンでもすぐ泣くので、いつもおちょくられてますが、今日の涙も後で笑い話になるでしょう。
歩いて向かい、手術室フロアの入り口で、夫とはさよなら。
手術室へ入り、促されるままベッドへ。
「病院の平らの診察台で、腰がすぐ痛くなるので不安」
と話していたのがちゃんと伝わっていて、看護師さんから寝た感じ大丈夫か確認されました。
低反発で寝やすいので、ほっと一安心。
手術で何時間も寝るし、そりゃ平らじゃないよね。
「手術中、脇を見るために腕を広げた体勢になるから、けっこうきついし、術後もしびれるかも」
と麻酔科の先生に言われ、運動不足で肩が回らなくなっていたので不安でした。
でも、手術前は腕は普通の姿勢で寝かされたし、手術中は広げてたんだろうけど痛みやしびれは残りませんでした。
良かった~。
脳波を測る器具をおでこに乗せられ、
「ちょっと、ちくっとしますよ~」
と言われて、「え!おでこに注射!?」と想像して構えていたら、マジックテープの固い部分をぐいぐいされるくらいの痛さでした。
全然痛くなかったです。
最後に全身麻酔の時間になりました。
2段階あるみたいで、酸素マスクを乗せられて、まずは
「気分がふわふわするお薬が入ります。気持ち悪くないですか?」
と言われました。
私は乗り物酔いする方なので、麻酔科の先生があらかじめ吐き気止めを点滴すると決めてくれていました。
気分がふわふわするお薬は、しばらくすると効いてきて、目が回る感覚になったので目を閉じました。
でもまだ眠くないです。
「この後、点滴から眠くなるお薬入ります。ちょっと針のところがピリピリしますよ」
と教えてくれて、針のところに感覚を集中していました。
確かに、ちょっとピリピリするかな?と思っていたら、ビリビリビリ~!!とひじより前が痛み出し、続きます。
ちょっとピリピリどころではないですよ!
私の息がふーふー荒くなっているからか、いつものことなのか、横の看護師さんが腕をなでなでしてくれて、ちょっと和らぎました。
そのまま、寝落ち。
「脳波計は痛くないけど、麻酔は痛いじゃないの~。ちょっとどころじゃないな~。」
と考えてたら、寝ていました。
呼ばれて目が覚めたら手術が終わっていて、まだ手術室にいて、3時間経っていました。