乳がん手術のための入院2日目、ついに手術!
去年の11月にがんが見つかり、今年1月から半年間の抗がん剤治療。
今日ついに手術です。
まだまだ先と思っていたのに、抗がん剤の副作用で半年間は消えていき、振り返るとあっという間に手術の日が来てしまった感じです。
手術が怖くて、考え始めると頭から離れなくなるので考えないように過ごしてきました。
くよくよしてしまうタイプなので、何も考えないまま、無心のまま、手術に向かおうと思います。
『マンマ・ミーア!』を直前まで見て、頭の中をマンマの曲でいっぱいにしていこうと思います。
手術着は、浴衣みたいなローブ。
それ1枚と、靴下のみだそう。
抗がん剤で髪の毛が無いので、ケア帽子はOKとのこと。
下着なしでスースーしちゃうな、と不安です。
乳がん手術のための入院1日目、夜眠れない・・・
2022-08-25 07:31:59入院前、自分の準備と家族の準備で忙しくて、入院したらゆっくり寝るんだ!と思っていました。
消灯の21:30になったら、ホットアイマスクをしてリラックスして、スッと眠れたけど、0:30には目が覚めてしまった。
でも、明日手術だと思うと眠れない。
頭の中にいろいろとめぐってしまって、ますます眠れない。
2:00に、看護師さんが見回りに来た時に、眠れる薬をもらえないか聞いたけど、朝の手術までの残り時間が短いから出せないとのこと。
もっと前に相談していればよかった・・・
ゴロゴロしていたら、3:00過ぎには眠れたみたいです。
病院内が暑いかもしれないと警戒して、長袖の上着を1枚しか持ってこなかったのだけど、空調がよく効いていて、夜は寒いくらい。
それも気になってよく眠れなかったのかも。
5:30には目が覚めて、朝の身支度をしたり、7:00までしか飲めない水分をこまめに取ったりしました。
手術が怖い。
そのことを考えてしまうと、頭をぐるぐる回ってキリがないので、考えないようにしていました。
どうしたら気持ちを切り替えられるか?
ふと思いついたのが、『マンマ・ミーア!』。
私はミュージカル好きで、マンマミーアは何度も劇場で見ました。
あの歌を聞けば、元気になれるかも?と思い、映画版を検索。
効果てきめん!
音楽の力ってすごい。
ギリギリまで見ようと思います。
乳がん手術のための入院1日目、歯のクリーニング・核医学の注射
先日も口腔外科でクリーニングをしてもらいましたが、今日の午後もその続きのクリーニングをしてもらいました。
10分ほど。
すっきり。
なんの問題もなく、完了。
その後、
「核医学の注射をしてもらってきてください」
と言われ、事前に聞いていなかったので(「かくいがく」も聞き取れなかった)、何の注射か質問しました。
今日、センチネルリンパ節に集まるお薬を注射して、明日写真を撮って、手術の時にどこにセンチネルリンパがあるかわかりやすくする注射だそう。
ネット上で見かける、後でおしっこが青くなるやつ?(後日トイレに行ったら、違いました)
先生が、まず手術する左胸にマークをすると言って1cmくらいの〇印をを書きました。多分油性ぺン。
その後、注射。
「胸の皮膚のところに注射するからちょっと痛いですよ~」
と言って、患部のある胸の浅いところに注射してくれたけど、結構痛かったです(涙)
注射したら、1分間手のひらで胸をマッサージして完了。
以前やった骨シンチは、放射線で骨への転移があるか調べるもの。
今日の核医学の注射は、センチネルリンパへ集まる放射線の薬らしい。
仕組みはわからないけど、ピンポイントで集まってくるなんてすごいなーと思いました。
主治医がいうには
「今のところ、センチネルリンパへの転移はなさそう」
とのことなので、見立て通り無事だといいなぁ。
乳がん手術のための入院1日目、リハビリテーションセンターへ
荷物整理もそこそこに、着いてすぐに行くように言われたのが「リハビリテーションセンター」。
まずは先生と面談。
色々質問されました。
家が一戸建てかマンションか。マンションなら1階か。エレベーターは使うか。階段には手すりがあるか。
魚と肉、どっちが好きか。甘いものや白米はたくさん食べるか。
肉・甘いもの・白米を結構食べる人と決めつけて質問している風の先生。
血液の結果で、どんな食生活をしているかわかってるんだろうな・・・。
我が家の食卓は、子どもの好みに合わせてしまってお肉が多いけど、魚もちょこちょこ出すようにはしています。
白米は、量を少なくしたり夜は食べなかったりして、控えているんだけどなあ。
お菓子は食べてます!
半年の抗がん剤治療中は、吐き気や胃腸の不調のせいで食欲が落ちたと思っています。
でも、痩せない。
血液的には、お肉・甘いもの・白米好きって出ているのか・・・
あとは、筋肉量の検査。
握力をはかったり、腕を押したり引っ張ったり、片足で椅子から立てるかなどなど。
結果、筋肉量がだいぶ少ないとのこと。
「40代でこの筋肉量。まずいよ。寝たきりになるよ」
「タンパク質が足りてないから、1日60gを目指して食べてください」
と言われました。
肉と魚なら魚がいいし、あとは大豆などの植物性のタンパク質も良いとアドバイスされました。
魚料理のレシピ(簡単なやつ)を入院中に探すとしよう。
運動習慣の質問には、正直に、まったくしていないと回答。
日光を浴びて、1日1時間くらい買い物がてら散歩するように言われました。
お金払ってジムの会員になるか、友達とスポーツするのがおすすめとのこと。
「自宅で運動する、とかいう人多いんだけど、絶対やらないから」
先生、それ私のことです。
「入院中も1日中歩いて。ベッドにいないように。病院内を散歩するか、デイルーム(座って過ごす共有スペース)で過ごして」
1日中~!!
「日光を浴びないで、家で甘いものを食べて過ごすのは、がんを育ててるから」
「ちょっと厳しいこと言ったけど、本当のことだから。甘いのダメね。食事見直して。乳腺の先生とか、そういうこと言ってくれないんだよな~」
確かに、禁止する食べ物は特にないからバランスよく食べてね、くらいしか言われてません。
入院中、甘い飲み物、おやつなど食べずに過ごそうと決意!
ちょっと小腹がすくかなと思って、チョコレートを持ってきていたのを封印。
塩分控えめの病院食の恩恵を100%受けとるため、ふりかけ禁止。
食パンが出るかな~と思って持ってきたはちみつも封印。(食パン、出ない)
甘いスティックコーヒーも封印。コロナだから?飲料用のお湯はなさそう。
のど飴だけは、麻酔後にのどが痛むらしいから保留。
そのあと、作業療法士さんからも同じような質問や同じような筋肉量の検査をしてもらい(厳しくない)、今日のリハビリテーションセンターでのやり取りは完了。
リハビリは、手術の翌日から開始して、退院の日の朝までやるらしいです。
「ふつうはやらないんだけど、乳腺外科の手術の人は退院の日もリハビリします」
と言っていて、なんで?と思ったから質問したのだけど、うまく理由を聞き出せませんでした。
ただ気になるだけだけど、次回もう一度聞いてみようかな。
乳がん手術のための入院1日目、病室の様子
だいぶ間が空いてしまいました。
早いもので、今日から入院です。
朝、夫と息子と一緒に大荷物を持って病院へ。
子供からは、
「3人分の旅行荷物みたいだね」
と言われました。
10泊11日の予定。
旅行では、いままで経験したことのない泊数なので、3人分の荷物に感じて当然かも。
コロナのため、12歳未満の子どもは病棟へは入れず、息子は入り口でお別れ。
夫も、荷物を中に運んでお別れ。
私が入院する病院は、入退院の日の付き添い(荷物を運ぶなど)と、手術の日の付き添い(手術中に待合室で待つ)はOKとされています。
6人部屋の窓際に通されました。外がみられて気分はいいけど、暑かったりしないかなと不安でしたが、窓際にエアコンの入り口があり快適♪
まぶしい時間は、カーテンを閉めることにしました。
まずは荷物を整理しました。
コンパクトなテレビ台の上が戸棚で、中央に引き出しがあり、一番下が冷蔵庫になっていました。
スマホやパソコンを持ち込んだのでテレビは使わないけど、テレビカードで冷蔵庫が使えるとのこと。
フロア内に自動販売機があるし、冷蔵庫を使うかどうか悩み中。
テレビ台の裏側には、3着くらいかけられそうな15センチの薄いハンガーラックスペースがあり、タオルなど軽く乾かしたいときに使えそう。
ハンガーラックの下は、3段の小さいオープン棚になっていて、お風呂セット、歯ブラシセット、スキンケアセットを置きました。
鍵がかかる貴重品の引き出しは、15×30cmほどのサイズ。
スマホとレンタルWi-Fi、保険証や現金を入れたケースを入れたらいっぱいです。
パソコンやswitchは、キャリーバッグに鍵をかけて入れておくことにしました。
旅行ではキャリーバッグに鍵をかけることがないので、内側のポケットに入れっぱなしになっていました。
思い出して、大活躍。
ティッシュやハンドクリームなど、すぐに使いたいものはまとめて小さいバッグに入れて、ベッドの足元に置きました。
(後で、手術した側じゃない枕元に移動)
延長コードは大活躍。充電グッズと一緒に設置しました。
ただ、足元で邪魔です。
「S字フックが活躍した」とネット上で目にしましたが、今のところ使うことがなさそう。
コード類をS字フックで何とかできないかな?
快適に、10泊11日を過ごしたい!