乳がん手術のための入院4日目、土曜日はリハビリ室がお休み
今日は、朝と昼に2回、30分のウォーキングをしました。
Tシャツを着て、バスとバンドを巻いて、もう一枚は追っているので、ぴったりしたものを合計3枚来ている感覚で、30分歩くと汗ばみます。
フロア内しか歩いてはいけなくてつまらないので、音楽を聴きながら散歩。
ゆっくり音楽を聴くなんて、久々なので新鮮です。
子どものことや家事に追われて、そういう時間を取ってこなかったからなぁ。
土曜日はリハビリセンターがお休み。
「リハビリを頑張りすぎて、ドレーンの量が増えて退院が伸びた人がいるからほどほどにね」
と言われていたので、1日1回だけやろうと決めていました。
途中までは順調にやれているのに、途中から痛い。
脇のあたりがズキズキ痛い。だんだん痛みが増えてくる感じ。
怖くなって、途中だったけどやめました。
リハビリセンターでやった時には、痛くならなかったんだけどなぁ。
眠りが浅いからか、ちょこっと昼寝したくなる時があります。
リハビリセンターのお医者様からは、昼間寝るなんてダメだよ、と言われていましたが、
「ちょこっとだけ・・・」
と15分ほど昼寝をしたりしています。
他には、お風呂と洗濯くらいしかやることがなくて、でもPCに向かったりスマホを見たりゲームをしたりもやりたくない時があります。
そんな時は、窓の外をぼーっと眺めて過ごします。
家に帰ったら、こんな時間もなかなか持てないから貴重だわ~とかみしめています。
乳がん手術のための入院3日目、食事。
入院から3日目の朝を迎えました。
夜、何度もトイレに起きて、なんとか4時まで寝られたけど、そのあとは眠れず動画を見たりswitchでゲームをしたりしていました。
手術が終わったら、ぐっすり眠れると思ったんだけどなあ。
昨日手術だったのに、思いのほか痛みもなく元気なので、昨夜から周りの方の食事の香りが気になっていました。
でも、手術翌日の昼から食事が始まると予定表に書かれているので、我慢、我慢!
と思っていたら・・・朝ごはんが運ばれてきました。確認すると、朝ごはんから食べてもOKとのこと。
嬉しい~♡
朝ごはん。
1日食べていなかったからか、薄味と感じていた病院食が、しっかり味付けに感じられました。すごい。
メインは卵焼き。小麦粉や砂糖が入ってるみたいで、プルンとしている不思議な触感・・・
昆布の佃煮とごはんがおいしい~。
余談ですが、息子の学校の栄養士さんが、給食のふりかけは手作りでカレーやシチューはルーから作っていると話していたのを思い出して、太めの昆布の佃煮はもしや手作りなのかな?と思いながら食べました。
のんびり過ごしていると昼ご飯。
メインは麻婆豆腐。ピリ辛なものが懐かしく感じました。
初日にも、同じような酸味のある春雨サラダが出て、味気ないな~と感じましたが、今日はしっかり味を感じられておいしかったです。
乳酸飲料がついていて、久々に糖分の塊のおやつをもらった感覚でうれしかったです。
午後は、リハビリしたり散歩したりしていたら、夕ご飯。
サケの南蛮漬けは、食べ応えがあって、ごはんが進みました。
かぼちゃの煮つけ、おかずにならないから白米が進まないなぁと思ったけど、甘みがありがたく、デザート感覚でした。
好きな糖分・糖質を飲み食いしていた日常から入院生活に入り、散歩もコロナ渦のためフロア内をうろうろするだけ。
食事しか楽しみがありません。
明日は、メインのおかずを選択できる日。
リハビリの先生からは、
「タンパク質は肉控えめ、魚や大豆メインね!」
と厳しく言われましたが、昼夜肉を選びました。
何度も言うけど、食事しか楽しみがないから!!
その分、散歩を頑張りまーす。
乳がん手術のための入院3日目、窓際のベッド、窓からの夕焼け雲
空を見たり、空や雲の写真を撮るのが好きなのですが、ロマンチスト気取りな感じがして、周囲に「好きなんだ~」とアピールすることはありません。
入院中、看護師さんを補助している方で、優しく声がけをしてくれるスタッフさんがいます。
手術前にも、
「今日手術よね、頑張ってね」
と声をかけてくださって、嬉しい気持ちになりました。
夕方になって暗くなってきたけど、ブラインドを閉めるタイミングがわからずそのままにしておいたら、閉めに来てくれて、
「あら~、今日は夕焼けがきれいね~」
と言っていました。
思わず声に出たのでしょうが、私もそう思って写真を撮っていたので、
「雲の色、きれいですね」
と相槌を打ちました。
入院中、コロナ渦ということもあって、周りの患者さんとコミュニケーションをとることもなく、ほぼしゃべらずに過ごしています。
(しゃべれる環境だったら、それはそれで疲れちゃうから、ちょうどいいんだけど)
共感できた時に嬉しいので、これからの人生は自分の好きなことをもう少しアピールするのもいいかな?と思えた瞬間でした。
手術前日~朝が一番センチメンタルになって、手術後は順調に回復していると感じているので快適な入院生活を送っています。
外に出られない入院生活の中、ベッドが病室の窓際で、外が見えて気分が変わってありがたい反面、
「暑いかもな・・・」
と超暑がりとしては不安でした。
昼間、晴れている日はやっぱり暑い。
ひさしやベランダ部分があるので直射日光は入らないけど、日差しが入ってくるし、部屋の気温が上がってる感じがします。
窓際にエアコンがついているので、そのあたりに扇風機を置いて冷風を回してしのいでいます。
反面、夜は冷風を弱にしても寒いこともあります。
でも、ホットフラッシュで暑くなる時もあるので、消すのも迷うところ。
ちょっと寒いなーと思いながら、布団をかぶって寝ています。
乳がん手術のための入院3日目、手術の翌日午後からリハビリ
手術が昨日終わり、午前中は、ぼんやり外を眺めて過ごしたり、フロア内をちょこっと散歩したりして過ごしました。
コロナだから、別のフロアに行っちゃだめといわれ、病室のあるフロアの廊下だけをうろうろしています。
動物園の動物は、ストレスがあって小さい檻の中を行ったり来たりしている、と聞いたのを思い出しながら、同じ道をうろうろ・・・
散歩のお供に、スマホの万歩計ゲームアプリ「ピクミンブルーム」をインストールしました。
前にも使ったことがあって、かわいいから気に入ってたんだけど、スマホを変えてうまく引き継げず使うのをやめていたところ。
新規登録して、気分新たに開始しました。
そんなに新しいことが起きるわけじゃないんだけど、一生懸命なピクミンたちに癒されてます。
毎日10000歩、頑張ろう。
午後はリハビリへ。
腕の上げ下げや、雑巾がけのような動き、高いところにパチンコ玉を入れる動きなどをしました。
問題なく、完了。
左胸は、動かしても動かさなくても、あんまり痛くない。
看護師さんに質問したら、もう手術中の痛み止めはとっくに切れているとのこと。
胸をとったのこんなに痛くないんだ!ドレーンの入り口がぴりぴりするくらい。
今のところ、抗がん剤の方が痛かったりつらかったりしたなぁ。
痛くないからといって、あんまりリハビリを頑張りすぎると、傷の治りが遅くなりドレーンがなかなか取れず退院が遅くなることがあるとか。それは困る~!
「入院中はリハビリ室でやるくらいで十分ですよ」
とアドバイスをいただいたので、言いつけ通りにすることにしました。
土日は、リハビリ室がお休みだそうで、病室でできる範囲でやってくださいと指示されました。1日1回、やれたらやろうかな。
順調に心電図や点滴の管も取れて、今日から下半身だけシャワーOKになりました。
半分だけでも、シャワーできてさっぱり。
脱衣所で気兼ねなく洋服を脱いで着替えられるのも、気分が良いです。
ドレーンはまだまだ血の色ですが、様子を見てもらって問題なしなので、明日から全身シャワーOKとのこと。やったー。
乳がん手術のための入院2日目、手術4時間後~夜
手術後、胸の痛みは少しあるものの、許容範囲内です。
夜まで変わらず。
強い痛み止めのおかげ?それとも元々痛くない?
手術終了から4時間後、色々器具を外しました。
鼻の酸素マスクを取り、足マッサージ機を取りました。
手術前に着ていった浴衣みたいな手術着ではなく、手術後に脇とかいろんな場所がスナップボタンになっている手術着に着替えさせてもらってました。
手術後4時間は、普段暑がりの私が暑くもなく寒くもなく。
タオルケットと布団をかけてもらっていたので、結構汗をかいていました。
起き上がって手術着を脱ぎ、普通の病院着に着替えました。
すっきり♪
導尿の管や点滴、ドレーン、心電図など、まだまだたくさんの管がつながっています。
「トイレまで歩いてみれそう?」
と看護師さんに言われ、導尿の管を早く外したいし、歩けるくらい元気な気がしたので、もちろんOKしました。
ちょっとふらつくけど、問題なくトイレまで歩けました。
部屋に戻ってきて、導尿の管を抜いてもらいましたが、「えいっ」って感じで引っ張ってパッと抜く感じで、痛みはそんなにありませんでした。
でも・・・
そのあとトイレに行ったら、中がちょっと傷ついているみたいで、膀胱炎みたいな痛みがありました。
管を抜いた翌日には気にならなくなったので、ほっと一安心。
麻酔科の先生から、
「手術中、のどにチューブを入れるので、手術後痛いかも」
と言われていましたが、喉は全く痛くありませんでした。
ありがとう、先生。
手術終了4時間後から、水分がOKになりました。
のどが渇くというより、カピカピだったので飲めてよかった~。
普通の水を飲んだあと、レモン炭酸水でさっぱり。
手術疲れ、緊張疲れでしばらく眠って動けないかと思っていたけど、全然眠くないので横になっていられず、座って窓の外ぼんやり見ていました。
そこへ、主治医の先生が登場。
夫からだいたい聞いていたけど、手術結果の報告あり。
明日から学会でいないらしく、ほかの先生が見てくれるらしい。
私は夕飯がないけど、周りのごはんのにおいが漂ってきてうらやましい。
そう思うのも、元気な証拠かなと思いつつ、やり過ごしました。
昼間眠れなかったけど、夜も眠くないので、睡眠剤をもらいました。
12時半に目が覚め、トイレへ(膀胱炎みたいに痛い・・・)
2時に目が覚め、トイレへ(膀胱炎みたいにまだ痛い・・・)
4時に目が覚め、そのまま起きていることに。
短時間は眠れたけど、トイレに行きたくなって痛くて、あんまりよく寝た感じがしませんでした。
明日は、散歩して体を動かして、夜眠るぞ!!
乳がん手術のための入院2日目、手術後~4時間後まで
手術室で目を覚まして、無事終わりましたよ~とか、器具を外すますね~とか、色々話しかけられ、そのたびに「ありがとうございます」と言ったつもりですが、実際言えていたかどうか・・・。
部屋に戻ると、12時過ぎ。
夫は先に手術を終えた先生と話していたみたいなんだけど、待っていてくれて病室へ。
センチネルリンパ節への転移はなかったということと、予定通り左胸を全摘出したことを、先生から説明されたと教えてくれました。
コロナが気になるし、息子が家で待っているし、女性ばかりの大部屋だし、それだけ聞いてすぐに帰ってもらいました。
そのあとは、16時(手術終了から4時間後)まで、安静にして待つのですが、目を閉じても眠れません。
ウトウトする感じはあるんだけど。
看護師さんが定期的に来てくれるので、スマホを取ってもらって暇つぶし。
ただ、スマホを片手で持って、反対の手でちょこっといじったら、急に体温が上がって暑くなりました。
あきらめて、でもやっぱり眠れないから再チャレンジしたら、やっぱりカッカしてくる。
割り切ってスマホを使うことにしました。
ちょっとベッドを起こせないか看護師さんに相談したら、起こすと吐き気が出やすいから起こせないとのこと。
枕も危険だけど使うか聞かれて、使うことに。
幸い、吐き気は全く出ませんでした。
スマホを片手で持って文字を打つのは厳しいので、16時まで動画を見ることにしました。
大好きな「水曜どうでしょう」の最後のカブの旅。
看護師さんにイヤホンまで取ってもらうのは気が引けて、字幕で見ましたが、笑いをこらえながら楽しめました。
一つ、持ち物で後悔したのが、寝ながらスマホを見られるグッズ。
迷って買わなかったのですが、この4時間は必要でした。
でも、16時になったら、起き上がって歩けるようになったので、いらないといえばいらなかったかな?
乳がん手術のための入院2日目、手術室へ
手術が終わり、普通に動けるようになったので、忘れないうちに記録。
自分では涙もろいことを自覚していますが、手術前は大丈夫だろうと思っていました。
看護師さんが迎えに来て、気を遣ってくれたり、「昨日眠れた?」とか話していたら、涙が出てきました。
すぐに、夫が待つ場所に到着。
夫の顔を見たら泣いちゃうかも、と思っていたのに泣きながら登場してしまいました。
映画やドラマのちょっとした感動シーンでもすぐ泣くので、いつもおちょくられてますが、今日の涙も後で笑い話になるでしょう。
歩いて向かい、手術室フロアの入り口で、夫とはさよなら。
手術室へ入り、促されるままベッドへ。
「病院の平らの診察台で、腰がすぐ痛くなるので不安」
と話していたのがちゃんと伝わっていて、看護師さんから寝た感じ大丈夫か確認されました。
低反発で寝やすいので、ほっと一安心。
手術で何時間も寝るし、そりゃ平らじゃないよね。
「手術中、脇を見るために腕を広げた体勢になるから、けっこうきついし、術後もしびれるかも」
と麻酔科の先生に言われ、運動不足で肩が回らなくなっていたので不安でした。
でも、手術前は腕は普通の姿勢で寝かされたし、手術中は広げてたんだろうけど痛みやしびれは残りませんでした。
良かった~。
脳波を測る器具をおでこに乗せられ、
「ちょっと、ちくっとしますよ~」
と言われて、「え!おでこに注射!?」と想像して構えていたら、マジックテープの固い部分をぐいぐいされるくらいの痛さでした。
全然痛くなかったです。
最後に全身麻酔の時間になりました。
2段階あるみたいで、酸素マスクを乗せられて、まずは
「気分がふわふわするお薬が入ります。気持ち悪くないですか?」
と言われました。
私は乗り物酔いする方なので、麻酔科の先生があらかじめ吐き気止めを点滴すると決めてくれていました。
気分がふわふわするお薬は、しばらくすると効いてきて、目が回る感覚になったので目を閉じました。
でもまだ眠くないです。
「この後、点滴から眠くなるお薬入ります。ちょっと針のところがピリピリしますよ」
と教えてくれて、針のところに感覚を集中していました。
確かに、ちょっとピリピリするかな?と思っていたら、ビリビリビリ~!!とひじより前が痛み出し、続きます。
ちょっとピリピリどころではないですよ!
私の息がふーふー荒くなっているからか、いつものことなのか、横の看護師さんが腕をなでなでしてくれて、ちょっと和らぎました。
そのまま、寝落ち。
「脳波計は痛くないけど、麻酔は痛いじゃないの~。ちょっとどころじゃないな~。」
と考えてたら、寝ていました。
呼ばれて目が覚めたら手術が終わっていて、まだ手術室にいて、3時間経っていました。